飛鳥時代の天皇も沐浴したという古の湯壺|白浜温泉「崎の湯」|和歌山県|温泉のすゝめ48

No.48 2019年1月18日 評価★★★★★ (絶対また行きたい)
【温泉名】白浜温泉 「崎の湯」(和歌山県西牟婁郡白浜町)

白浜温泉で最も歴史が古い「崎の湯」。

前回訪れた際には定休日で訪問できなかったため初めての入湯。

海沿い近くの、開放感溢れる素晴らしいロケーションの湯壷でした。

白浜温泉

関西圏では特にリゾート地・温泉地として知名度が高く、パンダでも有名な白浜。

古くから都に近かったこともあり歴史も深く、奈良時代に天皇の行幸があったと日本書紀に記述があるとも。

しかし温泉一辺倒な自分としては白浜の温泉には今ひとつ中途半端な印象がありました。
と言うのも白浜は白良浜を始めとしてリゾート地・観光地の色がより強く、以前入った「白良湯」の湯も真水に何ら変わり無く感じたためです。
(個人的にはどことなく熱海と同じような色があるなと感じています)

そのため古湯・白浜の温泉を強く感じられる湯に浸かりたく、前日は『湯処 むろべ』に宿泊。

この日は歴史ある「崎の湯」へ。

崎の湯の歴史

奈良朝以前の書物にもその存在が確認されるという白浜温泉。
特にこの「崎の湯」の歴史は最も古く、斉明、天智、持統、文武の四天皇が沐浴されたのもこの湯だと伝えられているそう。

というのも一般的な温泉は人工的な湯壺・浴槽に湯を溜めますが、「崎の湯」の湯壺は磯地にある天然の岩場。

かつては湯崎七湯と呼ばれる7つの浴場があったそうですが、現在残っているのはこの「崎の湯」と「鉱の湯」だけだそうです。

白浜に湧く2源泉の一つ”行幸源泉”

白浜にある源泉2つのうち、この湯に引かれているのは”行幸源泉”。

「牟婁の湯」に行けばどちらの源泉も一度に楽しめるようですが、前夜に『湯処むろべ』で味わったのは源泉”甘露の湯”。

一方ここ「崎の湯」が引くのは”行幸源泉”。

実際に両者に入ってみてどちらも滑りが良く伸びのいい湯だったなと思いますが、”甘露の湯”の方がやや温泉らしい匂いが強く、一方の”行幸源泉”の方が塩味が強く感じました。

白浜に湧く2源泉の一つ”行幸源泉”

先述のように磯場にある「崎の湯」の湯壺。
一歩間違えば潮溜りになりそうな、そんな天然の岩風呂です。

磯場の風呂で、男女の仕切りはしっかりとありますが、男湯は外からは丸見え。
近くに展望塔がありますが、そこを行き交う人々からは2つの湯船は丸見えです。

岩で出来た湯壺はもちろん面取りされていていますが、ゴツゴツしていたりザラザラしていたり。

そして自然のものですから深さもまちまちです。
そのため湯船の中には石造りの椅子が沈められていたりもしました。

「崎の湯」の情報

〒649-2211 和歌山県西牟婁郡白浜町1668番地

アクセス(公共交通):JR白浜駅よりバスで15分、湯崎下車、そこから徒歩5分
☎0739-42-3016(崎の湯)
公式サイト:白浜温泉 崎の湯/白浜町ホームページ

総合評価

【泉質(塩化物泉)】
★★★★☆ 4.0/5.0
一般的な塩化物泉。
ただアルカリ性がやや強く、肌触りは柔らかかつ伸びやか。
【湯質(掛け流し有無等)】
★★★★★ 5.0/5.0
源泉掛け流し。
【温泉設備】
★★★★★ 5.0/5.0
浴槽2つのみの設備で洗い場も無し。
ただ、太平洋を間近に臨むロケーションは抜群。
【施設の雰囲気】
★★★☆ ☆ 3.0/5.0
先客一人のみだったので評定不可。
受付のおばさんは優しくあたたかかったです。
夏場はひどく混雑か。
【価格帯】
★★☆☆☆ (日帰り300円or素泊まり3000円 以上)
【総合評価】
★★★★★ (絶対また行きたい)
 
最後までお読み頂きありがとうございます。
温泉ブログランキングはこちらです。

ブログの更新情報はぜひTwitterにて。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です