伊勢参宮前に湯垢離(ゆごり)の地でひと休み|榊原温泉「榊原館 湯の庄」|三重県|温泉のすゝめ45

No.45 2019年1月14日 評価★★★★★ (絶対また行きたい)
【温泉名】榊原温泉 「榊原館 湯の庄」(三重県津市榊原町)

三重県の山中にある榊原温泉。
奈良時代から続くとも言われる古湯で、伊勢神宮の湯垢離(ゆごり)の地として栄えた温泉地です。

今回は2度目の日帰り温泉「榊原館 湯の庄」訪問。
アルカリ性の良泉掛け流しは、訪問の価値ありです。

榊原温泉について

清少納言の『枕草子』に三名泉(有馬、玉造)の一つとして記された古湯、榊原温泉。

2000年ほど前から伊勢に鎮座しているとされる伊勢神宮ですが、その参詣道が、江戸期に東海道が整備されるまでは奈良の都や京の都から榊原のほど近くを通って伊勢へと続いていました。

そのため榊原は湯垢離(ゆごり)の地として、伊勢参宮前に身を清める場として栄えたようです。

『枕草子』に記述があったのは「七栗(ななくり)の湯」でしたが、それが現在の榊原温泉。

御陰参りが行われた江戸時代にも栄えたようですが、現在はアクセスの不便さや立地もあり知名度もそれほど高くなく、落ち着いた温泉街、という雰囲気です。

射山神社

榊原温泉の中ほどにある射山(いやま)神社。

大巳貴命(おおなむちのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)を「温泉大明神」として祀っている当杜。
社内の説明の看板に榊原温泉の名前の由来や歴史等の詳しい記述があり、温泉好きとしては読み応えのあるものでした。

大巳貴命(おおなむちのみこと)は縁結びの神としても知られているとのこと。

人が少なく雰気も良く、近くには湯元跡も存在するので、訪問してみて良かったです。

「榊原館 湯の庄」の施設と温泉(入湯記)

入浴料は1000円と少し高めの当施設。

しかしそのお陰もあって値段の安い公共浴場と客層の棲み分けがされており、観光客が多く雰囲気も落ち着いています。

到着したのは12:30頃、まずは館内の施設で腹ごしらえ。
昼食処とラーメン亭がありましたが、ラーメン亭にて食事。

三重県の特産品、あおさのラーメン。
それに、榊原で作られているという古代米を。

塩ラーメンとあおさの相性がよくとても美味でした。

その後は温泉へ。

2つの浴場があり、一日ごとの男女入れ替え制。

入浴したのは前回と同じ浴場だったのでもう一方の様子は分かりませんでしたが、浴槽は3つ、源泉槽、加温槽、露天。

源泉槽は6,7人入って一杯になる小さなもので、やや冷たい湯が源泉そのままに掛け流されています。
ただ、湯の透明度が抜群で、入っていて心が洗われるような気がするので個人的には非常にお気に入り。

加温槽はかなり大きく、熱過ぎずぬる過ぎずのちょうどいい塩梅。

露天風呂は循環のためかやや湯が汚く(源泉槽に比べれば、の話ではありますが)、長湯するには屋内の2槽を行き来するのが良いかなと。

湯の方は、単純泉ながらもアルカリ性の泉質を強く感じられる、とろとろの柔らかな湯。
これほど肌のツルツルを感じられるのか!と驚くほどです。

この日は源泉槽と加温槽を源→加→源→加→源と2往復。
休憩スペースで15分ほど仮眠をして、再び源→加→源→加と入浴しました。

おすすめの入浴法として源泉槽に最後に入るのが良いと紹介されていますが、流石に冬場は少し寒かったです。

利用時間は2時間までですが、入館後に館内で食事を取るとき3時間に延長されます。
ので、3時間たっぷり滞在。

飲泉も出来たのが良かったです。

日帰り施設の中で一番好きと言っても過言で無い施設なので、また訪問出来ればと思います。

「榊原館 湯の庄」の情報

〒514-1251 三重県津市榊原町5970

アクセス(公共交通):近鉄 榊原温泉口駅から送迎バスで15分
☎059-252-0206(湯元 榊原館)
公式サイト:湯元榊原舘 湯の庄

総合評価

【泉質(アルカリ性単純泉)】
★★★★★ 5.0/5.0
肌がスベスベになるアルカリ泉。
湯に浸かると肌がとろっと。
【湯質(掛け流し有無等)】
★★★★★ 5.0/5.0
自家源泉を有し、加温無しの源泉槽もあり。
【温泉設備】
★★★★☆ 4.0/5.0
源泉槽、加温槽、露天の3つの浴槽。
シャワーの水も温泉水。
サウナ等は無し。
【施設の雰囲気】
★★★★☆ 4.0/5.0
日帰り客と宿泊客の共同利用。
施設は綺麗で、混雑しているものの雰囲気は落ち着いていて良い。
【価格帯】
★★★★☆ (日帰り800円or素泊まり7000円 以上)
【総合評価】
★★★★★ (絶対また行きたい)
 
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