おんせん県大分でも唯一の旧式蒸し湯|別府・鉄輪温泉「蒸し湯」|大分県|温泉のすゝめ37

No.37 2018年11月18日 
評価★★★★★ (絶対また行きたい)
【温泉名】別府・鉄輪温泉 「蒸し湯」(大分県別府市)
この日2箇所目の温泉。
シンプルな作りだった共同浴場「すじ湯」から蒸し湯へとハシゴしました。
一般的なサウナとは違い、草が敷き詰められた中に寝転がるなかなか見かけないスタイルの湿式サウナです。

別府・鉄輪温泉について

日本一有名な温泉と言っても過言ではない大分・別府。
その中でも、観光地の地獄が近く、温泉街の落ち着いた雰囲気も楽しむことが出来るのが鉄輪の温泉街。
町中に共同浴場が多く、足湯や蒸し湯なども。
温泉を楽しむには最高の環境が整った、国内随一の温泉街だと思います。

サウナあれこれ

世にあるサウナはざっくりと2種類、乾式サウナと湿式サウナに分かれます。

ホテルやスポーツクラブの大浴場にあったりするのは大抵乾式サウナ。
石を焼いたり電気を使ったりして部屋を暖め、室温は90℃前後が一般的。
発祥はフィンランドで、日本で「サウナ」といえば一般にこのサウナのことを指します。

一方の湿式サウナは、いわゆる「ミストサウナ」。乾式サウナよりも室温は低く設定されますが、湿度が高くなっているために乾式サウナと変わらないかそれ以上の温度に感じられる場合もあります。

以前入ったトルコ風呂(ハマーム)は湿式サウナ、ロシアで入ったバーニャは乾式サウナでした。

鉄輪蒸し湯(サウナ)入浴記

別府・鉄輪温泉街の中心にある蒸し湯。

入浴料は510円ですが、蒸し湯に入るには衛生上浴衣のレンタルが必要なので、濡れても良い短パンTシャツを持参しない限りはレンタル料210円を加えた720円の支払いが必要です。
券売機で料金を支払い受付で券を渡すと、浴衣を着る前に浴場で軽く体を流し、浴衣を着た後には(脱衣所側から)受付に声を掛けるよう伝えられます。

蒸し湯の入り口はこんな感じ。

入り口は小さく、内部も中腰でなければ歩けない天井の低さ。

入口上にあった説明書き。

扉を開けて頂きいざ内部へ!

中に入ると、ムワッと蒸気が。
先述のように湿式サウナは温度が低い場所も多いですが、ここの蒸し湯は深呼吸するのが苦しいほどの熱さ。
蒸し湯内部は人が4人ほど寝転がれるようになっていて、寝床には石菖(せきしょう)という薬草が敷き詰められています。
受付で入浴時間を測っていて、8分ほどすると外から声を掛けてくれるので外に出るか否か返答をします。

蒸し湯に入る前は「15分ぐらい入ろう!」と意気込んでいましたが、室温も高く寝床も熱く、結局のところは途中で「まだ8分経たないのかー」と悶え始める始末。

かなり体力を消耗しましたが、たっぷり汗をかきリフレッシュできました。

蒸し湯から出たあとは、かけ湯にて体についた石菖を落とし、掛け流しの鉄輪の湯へ。
少し熱めのお湯で、汗をたっぷりかいているのもあってか、これまでに感じたことのない、お湯がギュッと体に染み込んでいくような感覚。
700円払う価値のある、とても充実した入浴体験でした。

入浴後は受付のおばさまと少し雑談。
石菖は昔は別府でも栽培されていたそうですが、特に綺麗な水が必要らしく、現在は市だか県だかが管理して他の地域で栽培しているとのことでした。
入り口には、わずかばかりは石菖の展示が。

受付横の待合室には、昔の蒸し湯の様子を記した写真や、発掘された木製水道管の展示なども。

その後は蒸し湯の前にあるお地蔵様にお祈りをして、宿へと戻りました。

総合評価

【泉質(ナトリウム塩化物泉)】
★★★★☆ 4.0/5.0
蒸し湯がメインでありながら、ツヤツヤ感のある柔らかな源泉。
鉄輪温泉で入った塩化物泉の中でもピカイチ。

【湯質(掛け流し有無等)】
★★★★☆ 4.0/5.0
掛け流しで湯も綺麗。
サウナがある性質上、遅い時間になれば汚れてくるかとは思います。
【温泉設備】
★★★★★ 5.0/5.0
唯一無二の蒸し湯。
【施設の雰囲気】
★★★★★ 5.0/5.0
一見(いちげん)の観光客も多そうではあったものの、親しみのある番頭のおばあさんと、どこか懐かしさもある共同浴場の雰囲気もあり。(建物自体は新しいそう)
【総合評価】
★★★★★ (絶対また行きたい)
 
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